19
2006
ネトラヂをやってみちゃったり。
右カラムのBlogPeopleにカテゴリを新設したので
お気づきの方もいるかと思いますが、ふとした事から
インターネットラジオという物に足を突っ込んでしまいましてw
RadilogでDJをやってらっしゃる方々とお付き合いさせて
頂いているのですが、まぁ、やっぱ色々不満とか
ある訳ですよ、システムとかにね。
で、本気でやるつもりは毛頭ないんだけど、
自分でラジオを配信するシステムって作れるのかな?って
思って色々調べてみた結果、SHOUTcast+Winampが比較的
簡単そうだったので、ちょっち実験してみました。
【前提条件】
●使用ソフト
[Winamp]
ラジオで音楽配信するツールとして使用。ローカルPCに既に入っていた
ものはVerが古かったため、今回はVer5.24にVerUp後、日本語化。
[SHOUTcast server]
音声配信サーバーソフト。Ver1.7以降は放送にタイムラグが発生する
という話だったが、旧Verが見つからなかったため、Ver1.9.7 Linux版を使用。
最大接続数の制限などの調整はこのソフトで行う。
[SHOUTcastDSP]
ローカルPCで再生した音楽や音声を音声配信サーバー(SHOUTcast server)に
接続するためのWinamp PLUIG-IN。放送音質の選択やサウンドデバイスの
選択などはこのソフトで行う。
●アカウント・ディレクトリなど
≫SHOUTcast server インストールディレクトリ:
/home/admin/piblic_html/webradio/
≫使用ポート:8000(8001も使用する事になる)
≫SHOUTcast グローバルアドレス:
https://kaien-net.ddo.jp/~admin/webradio:8080
≫SHOUTcast server パスワード:1111
≫SHOUTcast server adminパスワード:9999
●その他注意事項
鯖及びルータで、8000及び8001のポートを開放しておく。
1.Winamp ダウンロード&インストール&日本語化
Winampのサイトへアクセスし、「DownLoad」ボタンをクリック後、
(無料版を使用するので)表示されたページ内の「Get Basic」をクリック。
「FULL」を選んで適当なフォルダにダウソ後インスコ。
次に日本語化するため「Win32工作部屋 Winamp日本語化キット」に
アクセスし、該当Verの日本語化パッチをダウソしてインスコ。
2.SHOUTcastDSP ダウンロード・インストール
「SHOUTcast – DOWNLOAD」ページにアクセスし、
「Download the SHOUTcast DSP Plug-In for Winamp 5.x」
の項目から「click here. [filesize – 503k]」をクリックすると
「shoutcast-dsp-1-9-0-windows.exe」のダウンロードが始まるので、
適当なフォルダにダウソ後、ダブルクリックで起動。
全部「NEXT」を選択してインスコを完了する。
3.SHOUTcast sercer ダウンロード・インストール
「SHOUTcast – DOWNLOAD」ページにアクセスし、「PROCEED TO LICENSE AGREEMENT TO DOWNLOAD SHOUTCAST DNAS」をクリックしてライセンス料金、保証&棄権者、著作権および商標についての規約を読み同意した場合、下の「Proceed to Downloading」をクリックして次のページへ。RedHat等の場合「SHOUTcast Linux server (glibc) v1.9.7 [DOWNLOAD]」をクリックして適当なフォルダにダウンロード。解凍後、FTP等で鯖内該当フォルダ(今回は「webradio」)にアップロード。
●SHOUTcast Server起動用ユーザーを作成する
鯖にログイン。
$ su -l
# useradd shoutcast -d /home/admin/public_html/webradio
所有者変更
# chown shoutcast:shoutcast *
●設定
「/home/admin/public_html/webradio」にある「sc_serv.conf」を変更。
以下を書き換える。
——————————————————————-
MaxUser=32 : 最大接続数
Password=changeme : DJパスワード設定(今回は”1111”)
PortBase=8000 : 接続ポート設定※実際は次の番号(8000なら8001)も使用する
; AdminPassword=adminpass : アドミンパスワード(コメント外して変更、今回は”9999”)
NameLookups=0 : DNS逆引き設定 0=無効 1=有効
PublicServer=default : このままだとyp.shoutcast.comに接続されるのでneverへ変更
; BanFile=sc_serv.ban : ban ip listファイル(コメントを外す)
; RipFile=sc_serv.rip : reserve ip listファイル(コメントを外す)
——————————————————————-
設定ファイルを変更した際には一旦SHOUTcast Serverを停止してから
再度起動する事。
●起動テスト
sc_servが置いてある場所へ移動してとりあえずフロントで起動
# ./sc_serv
ログが表示されれば起動成功なので、確認後「CTRL+C」で終了。
●本番起動
先ほど作成したユーザーで起動。
# su – shoutcast -c “/home/admin/public_html/webradio/sc_serv $@” >/dev/null2>&1 &
●停止する場合
実行中のプロセスIDを確認。
# ps -ax | grep sc_serv
プロセスIDを確認したら先頭のプロセスIDをKILL。
# kill [プロセスID]
暫く待ってから再度psしてsc_servが起動していなければ停止完了。
4.Winampの設定
Winampを起動し、稲妻マークを右クリック後、「オプション→設定」を選択。
「プラグイン」の「DSP/Effect」をクリックして、右側の枠内にある
Nullsoft SHOUTcast DSP v1.9.0[dsp_sc.dll] を選択(クリック)し、
[閉じる]を押下すると、タスクバーにSHOUTcastDSPのアイコンが出てくる。
以後、このアイコンをクリックすると、SHOUTcastDSPのウィンドウが出現する。
プラグインで選択してる限りWinampを起動すると同時に出現し、
右上閉じるボタンを押すとタスクトレイに収納される。
タスクトレイのSHOUTcastDSPアイコンをクリックすると、設定画面が出てくるので、
以下の設定を行う。
●「Output」タブ。
Output:Output 1
[Putput Configuration]
Adress:kaien-net.ddo.jp
Port:80000
パスワード:パスワード
●「Input」タブ
Winampから音楽のみ配信するなら「Winamp[Recommnended]」を選択。
設定が終わったら、Winampで何か適当な音楽を流し、
「Output」タブの「Connect」ボタンを押下。
「Status」の秒数と送信データ量の数値が増えていれば鯖に
接続できている(放送できている)証拠です。
放送を聞く場合、WinampやWindows Media Playerなどから、
URLを開くを選んで「https://kaien-net.ddo.jp/~admin/webradio:8080」を
指定すればオッケーです。
やっぱタイムラグが酷くて、音楽垂れ流しならいいけど、トーク入れるのは
キツイかなぁ。で、これってラジオ配信側が複数ユーザの場合ってどうすんだろ?
それにイチイチ配信サーバ起動かけんのもメンドーだよな…。
あと、放送中とか曲名とか、ステータス出せればいいのだけど。
まぁ、今回は実験なので、こんなもんかな。
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