12月
28
2012

BATTLESHIP CRAFT (その3.75)

apple
前エントリでガンダムに登場する地球連邦軍の艦艇を紹介しましたが、
そういえばジオンの艦艇って一隻も作ってないな?と思い立ってしまい、
何隻か作ってみました。

…最近このネタばかりですね;
 

 

ムサイ級軽巡洋艦 タレイア [MUSAI class light cruiser THALEIA]【THALEIA】
出力:42,225馬力
速度:105.7ノット
射程:15.6km
攻撃力:4,784.0MW
耐久力:952.9GJ
装甲:881.6MJ
安定性:187.9
傾き:0°
排水量:36,787t
密度:0.3g/cm3
全長:206.0m
全幅:85.0m
高さ:50.3m
喫水:12.1m
視界:25.3km
面積:7,483.8㎡

[武装]
Mk45 5インチ砲×6 / 96式25耗高角機銃×2 / 魚雷発射管A×6 / 水中魚雷発射管×2
 
[関連記事]
》Battleships of Pianoman – ムサイ級軽巡洋艦 タレイア Ver1.0
 

まず最初は、OPにもザクの軍団の後方に群れをなして登場する、ムサイ級軽巡洋艦。
作り始めた時はファルメルにしようと思ったのだけど、丸型にすると艦橋まわりが
大きくなって不恰好なので、標準タイプをちょっと変えたものにしてみました。

武装は当初30.5センチ+を3基積んでみたのですが、サラミスに比べると極端に攻撃力が
低い感じだったので、Mk45を連装風に配置し、ミサイルの代わりに魚雷発射管を
いくつかコテコテつけてみました。本当はもっと高角機銃を載せたかったのだが、
スペースはあれどあまりコテコテ乗っけたくなかったので諦める事に。
航空戦力は、艦型・サイズ上無理があったり、設定通りなら2~4機程度の
航空機を載せてもあまり意味がないためオミット。
結果、攻撃力はサラミスの半分程度となりました。

エンジンは、コムサイの後ろの上部に出っ張りがある箇所を利用して、
サラミス同様煙突Bを5個埋め込んでみたのですが、速度はカタログスペックを
大きく上回り、直進時最大143.3ノット出て舵の切れも思ったより良好です。

命名規則を調べたら、どうも北欧神話などから取っているらしく、
その辺りの知識が乏しいため、調査先サイトにあった艦名リストの中から
適当に選んでみました。
 
 

チベ級重巡洋艦 テリヴィーレ [TIBE class heavy crusir TERRIBILLE]【TERRIBILLE】
出力:134,779馬力
速度:129.4ノット
射程:15.8km
攻撃力:52,494.4MW
耐久力:1,452.7GJ
装甲:769.2MJ
安定性:89.2
傾き:0°
排水量:74,666t
密度:0.4g/cm3
全長:215.0m
全幅:80.0m
高さ:46.7m
喫水:15.7m
視界:34.4km
面積:9,941.9㎡

[武装]
SBD ドーントレス×12 / 46センチ砲×2 / (旧)30.5センチ砲×6 / 12センチ砲×12 / Mk45 5インチ砲×2 / 96式25耗高角機銃×4 / 水中魚雷発射管×4
 
[関連記事]
》Battleships of Pianoman – チベ級重巡洋艦 テリヴィーレ Ver1.0
 

お次はチベ。高速巡洋艦と呼ばれる事もある様ですが、実測値直進時最大102.6ノット程度
しか出なかったので、重巡で。武装は40センチ3連装を載せようかと思っていたのですが、
艦首スペースにかなり余裕があったため、46センチ砲を載せてみました。そうなると、
バランス上艦尾にも46センチを載せたかったので、艦尾構造物を平べったく変更。
この艦も高角機銃をあまり載せられなかったので、艦橋両脇にコッソリMk45を装備しました。

航空戦力ですが、搭載機数は詰めれば19機くらい載るところ、敢えて”12機”の紫色のSBDが
載ってます。戦力的にはあまり意味のある数ではなく、大和と対戦すると
目論見通り”全滅”してくれますw

艦名は、0080でグラーフ・ツェッペリンというのが出てくる様なので、RSBCからイタリアの
マランツァーノ大佐乗艦の名前を貰いました。カラーリングですが、設定では将官搭乗艦や
艦隊旗艦は赤、佐官搭乗艦などは緑らしいのですが、RSBCのマランツァーノは佐官だが
戦隊旗艦であったので、赤にしました。ぶっちゃけ赤の方が映えるんだよね。
 
 

グワジン級大型戦艦 アサルム [GWAZINE class battleship ASALUM]【ASALUM】
出力:149,158馬力
速度:117.6ノット
射程:15.8km
攻撃力:5,805.4MW
耐久力:1,785.9GJ
装甲:854.0MJ
安定性:203.7
傾き:0°
排水量:94,923t
密度:0.4g/cm3
全長:336.0m
全幅:170.0m
高さ:38.9m
喫水:16.1m
視界:22.3km
面積:13,778.0㎡

[武装]
46センチ砲×3 / 30.5センチ砲+×1 / (旧)30.5センチ砲×14 / 15センチ砲×6 / Mk45 5インチ砲×2 / 96式25耗高角機銃×6
 
[関連記事]
》Battleships of Pianoman – グワジン級大型戦艦 アサルム Ver1.0
 

グワジン級大型戦艦。マゼランより100m長いはずなんですが、艦型が丸っこかったり、
妙な翼がついてるおかげでパーツ上限に達しやすく、結局パーツ上限98%でマゼランより
5m程度長いだけになりました。速度はカタログスペックを若干上回り直進時最大118.0ノット。
舵の切れもソコソコ良いです。

…が、武装がねぇ。46センチ砲こそ3基載せれましたが、丸みを帯びた艦体のため細かい武装を
載せようとすると出っ張りを作ってあげるしかなく、そうなるとパーツを追加しなければならず。
航空戦力を搭載するスペースはあるものの、やはりパーツ数がネックになって
結局中途半端な武装になってしまい、一騎打ちLv.10の大和と殴りあうと、勝ちはするけど
資源6,000貰えるところが4,000程度で勝つレベルとなりました。

艦名は、グワジン級5番艦でマ・クベ大佐の乗艦から。終戦時にア・バオア・クーからシャアを
乗せて脱出し、アクシズに向かったという説もある様です。
(ドズル中将のグワランだったという説もあり、公式設定でも不明とされてるみたいです。)
 
 

ザンジバル級機動巡洋艦 ラグナレク [ZANZIBAR class mobile cruiser RAGNAROK]【RAGNAROK】
出力:134,779馬力
速度:137.9ノット
射程:15.0km
攻撃力:7,177.6MW
耐久力:2,091.9GJ
装甲:886.1MJ
安定性:385.1
傾き:0°
排水量:92,371t
密度:0.4g/cm3
全長:230.0m
全幅:195.0m
高さ:55.9m
喫水:14.1m
視界:26.7km
面積:14,435.2㎡

[武装]
40センチ3連装砲×3 / 30.5センチ砲+×2 / (旧)30.5センチ砲×2 / 15センチ砲×2 / 96式25耗高角機銃×12 / 水中魚雷発射管×2
 
[関連記事]
》Battleships of Pianoman – ザンジバル級機動巡洋艦 ラグナレク Ver1.0
 

この艦は丸っこすぎて苦労しそうだから、作るのやめとこうと思っていたのだけれど、
ムサイ・チベ・グワジンを作って、物語後半のライバル艦とも言うべきWBも既に
制作済みのため、ちょっとチャレンジしてみました。

で、やっぱり丸すぎる!その上妙な翼とかついてるせいで細かいパーツが嵩んで
途中で上限に達しそうな勢いだったため、必死で中身をくり抜いて余分なパーツを消して
空洞艦にし、何とか全長230mで99%におさめました。(あと1つでもパーツを追加すれば
100%になってしまうので、限りなく100%に近い99%ですが…;)

形状が良いのか、速度はカタログスペックを大きく上回り、直進時最大194.9ノット。
武装はパーツ数上限の都合で航空戦力を諦めて砲戦能力を強化する事にし、設定では
火薬式連装主砲1基装備のところ、40センチ3連装3基をシレっと載せてみたのですが、
一騎打ちLv.10の大和には勝利できるものの、空母Lv.2では航空戦力にボコボコに
されてしまいました。”まだだ!まだ終わらんよ!!”…と、言いたいところですが、
上述の通りあと1パーツしか追加できないため、今回はこれで終わりですTTw

艦名は、トクワン大尉が指揮をするMA試験部隊に使用されていて、WB追撃時にシャア大佐に
徴用された艦が”神々の黄昏”って魅力的かつ好みの名前だったので、そこから貰いました。
 
 
それにしてもジオン系の船は、連邦の艦に比べて丸みがかっていたり妙な翼やタンクがついていたり、
改めて見るとSFチックというかおもちゃチックなデザインが多いですね。更に、Mk45等の最近登場した
兵器の方が攻撃力が高いため、旧来の大型砲のみ搭載しているグワジンの攻撃力が
4艦中最低なのが何とも…。
 
 

宇宙空母 ブルーノア [Space Carrier BLUE NOAH]【BLUE NOAH】
出力:72,459馬力
速度:170.0ノット
射程:15.6km
攻撃力:169,612.5MW
耐久力:1,475.2GJ
装甲:851.6MJ
安定性:113.0
傾き:0°
排水量:68,747t
密度:0.4g/cm3
全長:310.0m
全幅:120.0m
高さ:57.5m
喫水:17.5m
視界:37.1km
面積:7,293.2㎡

[武装]
99式艦上爆撃機×40 / 40センチ3連装砲×3 / 15センチ砲×4 / 12センチ砲×2 / Mk45 5インチ砲×3 / 96式25耗高角機銃×14 / 水中魚雷発射管×2
 
[関連記事]
》Battleships of Pianoman – 宇宙空母ブルーノア Ver1.0
 

最後に、ガンダムシリーズという括りでは番外編な艦。
宇宙戦艦ヤマト全盛の時代に、少年だった当時でさえ露骨な二番煎じだと感じたにも関わらず、
川崎麻世氏が歌うOPを聞くと、何故か未だに胸踊ってしまうブルーノア。
宇宙空母と名乗ってる割に潜水ばかりしていた記憶がありますが、気のせいでしょうか。
ともかく、ヤマト関係の模型は結構作ったけど、こっちにまで小遣いがまわらなかった
少年時代の悔しさをバネに、ちょっと作ってみました。

空母なので、航空戦力装備は必須なのですが、 飛行甲板が折り畳む際に稼動する接合部分のみで
艦体と繋がっているデザインのため、必然的に駐機スペースは滑走路まわりに限定されてしまい、
それでも何とか苦労して40機搭載可能にしました。その代わり滑走路を2本しか装備できなかったので、
全機発艦には2:30以上かかってしまいます;(航空機はいきなりこの数を揃える事ができないので、
恒例の翔鳳艦爆隊に撮影のため急遽カラーリングを変えて友情出演してもらいました。)

ヤマト同様3連装の主砲を装備しているので、最初は46センチ砲を装備する事を考えたのですが、
航空戦力装備に加えて意外に丸みを帯びた艦型だったので、パーツ数制限の関係でこれ以上の
大型化は断念せざるを得ず、40センチ3連装3基装備で妥協。

意外にシンプルで物足りない感じがする艦橋の後ろにある煙突は、半分埋まった様な
デザインだったので本当に斜め煙突を半分埋めてみたら非常に不格好だったため、
ガスタービンエンジンを胴体内に埋め込んでダミーを作りました。また、今回は水上艦艇として
制作しているので、艦尾の戦闘ヘリ・バイソンは除去せずそれっぽく作ってあります。
小型潜水艦シイラもそれっぽく作ろうと試みたのですが、海に浮かべると見えなくなるし
速度は落ちるし…と良い事が無かったので、今回はオミット。

スペースの都合上、埋め込んだガスタービンエンジンは1基のみにも関わらず、
速度はカタログスペックを上回り、直進時最大151.6ノットで舵の効きも良いのですが、
全速で旋回すると飛行甲板が巨大な波にやられて、10機以上が海底(うなぞこ)深く沈んでしまいます;

一騎打ちLv.10の大和や、空母Lv.2の信濃と対戦してみたところ、どちらも時間かかるし
完全ではないものの一応の勝利はおさめられますが、航空戦力・砲戦能力共にちょっと
中途半端な感じは否めません;

それにしてもこの艦は、デザインといいカラーリングといい、ジオンの船に輪をかけて
おもちゃチックな感じがしますね。それでは、ブルーノアなんて知らない…という方も
多いかと思うので、OPの動画を見ながらお別れですw
 

 

 


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