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2008
調和の旅。
2008年4月6日午前10時半、ロンドンの西部ウェンブリー・スタジアムから
スタートした北京五輪に向けた聖火リレーに祝福ムードは殆ど無く、
開始直後からリレーを阻もうと飛び出す人々が多発した。
ランナーにわ、中国からの10名余りの警備要員と、英国の警官数十名が
伴走する物々しさで、チベットの旗を掲げた人と警官隊がもみ合ったり、
聖火を消そうとする人、奪おうとする人、自転車で突っ込もうとする人や
消火器を持ち出す人が居たり、果ては北京五輪を支持する中国人の
手前味噌なデモがあったりと、断続的に現れる抗議者等を阻みながらの
リレーは、さながら障害物競走の様相を呈した。
》asahi.com – 聖火リレー、妨害次々 ロンドン騒然
警視庁によれば、在英・欧州のチベット人・人権団体など、少なくとも
6団体が1000名以上を動員する抗議デモを計画。このため、最後まで
一部区間の走者が公表されない異常事態に陥った。
首相官邸前でブラウン首相が聖火を出迎えたが、野党や人権団体からは
「世界に誤ったメッセージを送る」と批判の声があがった。
このロンドンでの妨害行為を新華通信社は「恥ずべき悪行」と批判
したそーだが、自国の行為に対する棚上げも甚だしい罠。
》ロイター – 中国、ロンドン聖火リレーでの抗議は「恥ずべき」と非難
聖火リレーは、やはり抗議行動が予想されるもう一つの「危険地帯」
パリに舞台を移して続けられる。(wktk
こうなる事を十分承知していたのか、北京五輪組織委員会は2008年3月24日、
2008年4月26日に行われる長野市での聖火のリレーや式典を直接妨害する
行為だけでなく、中国政府を批判するメッセージを書いたプラカード類を
掲げるなどの活動も排除するよう要求していたとか。
》iza – 中国「批判プラカード掲げるな」 長野の聖火リレー
これに対し長野市のリレー実行委員会は、危害のない場合は
「五輪に反対する横断幕を出すことまでは排除できない。日本の法律に
のっとって可能な限り対応する」と、中国側の要求に困惑している。
そりゃ言論統制バリバリの自分の国じゃないんだから、日本に
こんな要求されても困る罠┐(´ー`)┌
そんな北京五輪聖火リレーのテーマは、「調和の旅」だと言う。
ジョークとしてはイマイチなセンスですね。v( ̄∇ ̄)vヤレヤレ・・
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