6月
4
2007

LET THERE BE ROCK!!

ヤング兄弟(アンガス&マルコム)を中心に1973年12月に結成された
このバンドは、文字通り「交流/直流兼用」の意味であるが、
実はバイセクシャルを表す隠語でもあり、初期の頃は勘違いした
ゲイバーから出演依頼があったと言う。
 
学生時代のバイトの友人にこのバンドの熱烈なファンが居て、
ソイツに紹介されて聴いてみたのだが、その友人は常々
AC/DCわ”ハード・ロック”ではなく”ヘヴィ・ロック”だと力説していた。
そんだけ言うのなら・・・と、CD SHOPへ足を運び、
敢えて有名な「BACK IN BLACK」以外のアルバムを
ジャケ買い・・・否、タイトル買いしてみたのが、
このアルバムだ。(結局後日、「BACK IN BLACK」も買ったんだけどね;)
1977年7月のリリースで、邦題は「ロック魂」。

先週末にたまたま仕事でご一緒させて頂いた方と世間話を
していたら、AC/DCのファンサイトを立ち上げているとの事で拝見して
みたんですが・・・「PCとHTMLの勉強をしながら作った」との言葉が
謙遜に過ぎなかった事を思い知らされるサイトで、アチラのオフィシャル
サイト系を思わせるようなデザインや、データ的にもヴォリュームのある内容で、
触発されて久々にトレイにこのCDを乗せてみた次第でありますw
許可を頂いたので、今回本BLOGで紹介させて頂く事になりました♪
 
≫ AC/DC BAD BOY BOOGIE
 

 
このバンドを見て最初に印象に残るのが、リードギターであるアンガス・ヤングの、
小中学生が着る様な半ズボンの制服にソックスとスニーカーといったスクール
ボーイスタイル。姉であるマーガレット・ヤングの提案により、中学校の制服と
シドニーにあるアッシュフィールド高校の制服を使用していたらしい。

1976年にアトランティック・レコードと契約したのを機に、KISSやAerosmithの
前座としてヨーロッパ各地をまわり、オーストラリアでの活動時代のアルバムから
再構成した「High Voltage」を発売。同年にリリースされた次アルバム
「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」に続いてリリースされたのが、
「Let There Be Rock」。日本ではデヴューアルバムになる。
アルバムタイトルソングはスピード感のある名曲で、冒頭のシンプルだが力強く
印象的なギターリフが始まると、アドレナリン出まくっちゃいますΣ(ノ∀`)ペチッw
 

 
世界的に成功した矢先の1980年2月19日、ヴォーカルのボン・スコットが
睡眠中に嘔吐物を喉に詰まらせて友人の車中で窒息死。彼は、子供時代を
過ごしたオーストラリアのフリマントルに埋葬された。ボン・スコット
存命中に既に楽曲を完成させていたバンドは、新ヴォーカリストに
ブライアン・ジョンソンを迎えてレコーディングを行い、同年7月25日に
名盤「Back In Black」をリリースした。ボン・スコットを弔うような鐘の音が
印象的な「Hells Bells」で始まるこのアルバムは、これまでに全世界で
4,300万枚売れたという事だ。
 

 
1983年に、アルコール依存症とドラッグによるパラノイア症状が
悪化したドラムのフィル・ラッドを解雇し、代りにサイモン・ライトを
迎えて制作したアルバムは商業的に成功しなかったが、1988年に
リリースした「Blow Up Your Video」では、「Back In Black」に次ぐ
セールスを記録して再ブレイクした。
 
1990年以降はブライアン・ジョンソンの声が不調な事と、
2000年以降はニューアルバムをリリースしていない事から解散が
危惧されていたが、2001年には19年ぶりに来日公演を果たし、
まだまだ現役でやっていく姿勢を示した。2004年10月1日には、
ゆかりの地であるオーストラリアのメルボルンにある
コーポレーション通りが、彼らの功績に敬意を表した同市議会によってACDC通りに改名された。
最後に名盤「Back In Black」から、やはりリフが印象的なアルバムタイトル曲を紹介したい。
 
「スコットの死を売り物にしたくない」というバンド側の意向により、喪を表す黒い
ジャケットのこのアルバムは、喘息持ちのボン・スコットが、友人の
アリステア・キニアーと飲酒後に彼の車で帰宅した際に車中で寝てしまった事で
亡くなったにも関わらず、逆に飲酒を勧める歌があるのに多くの人は驚かされたものの、
マイケル・ジャクソンのスリラーに次いで、世界に二番目に売れたアルバムとされている。
 
 

 


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