5月
30
2006

Pianoman

Melodies of Pianoman

今日はここで使っているハンネの話しに絡めて、珍しく音楽の話しをしようと思います。
「MUSIC-LOG」カテゴリ作ったのに、今まで音楽話してなかったもんね;

僕には幾つかのハンネがあって、自分で称しているものとしては、
個人サイトで使っている「新羅海淵(kaien)」と「Pianoman」があります。
他にも干支と動物占いの両方がサルだったことからサル呼ばわり
されてみたり、マフィアもビツクリな強面な事から、「マフィー」や、
そのものズバリ「マフィア」などとも呼ばれていたりしますが;w
いや、生まれつきのイジラレキャラが祟って、まだまだ他にも
名付けられて呼ばれているハンネはあるんですが・・・;;ww
 

 
閑話休題。「ピアノマン」というと、昨年NEWSで話題になった英南東部
ケント州の海岸で保護されたアンドレアス・グラッスル氏(20)を
思い浮かべる方が多いかもしれませんが、僕が使わせてもらってる
「Pianoman」はBilly Joelという80年代に活躍したアーティストの
曲のタイトルがその出典なんです。そして、それぞれのエントリを、場末のBarの
ピアノ弾きが奏でる色々なMelodyに例えて、このBLOGのタイトルをつけた訳です。

かなり昔の事になりますが、このハンネを使い始めた頃にチャットで、
「なんて貴族趣味なハンネなの!」とヵ、ホザかれてしまった事があったんですが、
それは大いなる誤解ってヤツです。歌詞を見れば解るんでつが、この
「Pianoman」は場末のBarでピアノを弾いている人なんですd(゜∀゜*)ネッ

個人サイトで自作曲のMIDIを90曲も公開しているくせに、音楽に目覚めたのが
とっても遅かった僕は、バイトで稼いだ内の一定額を、とにかく
何かCDを買って聴きまくる!・・・と決めていたときがありまして、
その時にこの曲と出会い、イッパツでファンになってしまった訳です。
ピアノは独学で少しやっただけで、バンドも辞めて楽器も弾かなくなり、
もともと乏しかった演奏の腕もガタオチになっている僕が、
Pianomanを称するのは少々おこがましい気もしますが;

色々な過去と想いを抱きながら、切なさを癒したり、心の空白を埋めるために
ピアノを聞きに来る人達。そんな情景を眺めながら、客の注文に応じて
曲を奏でるピアノ弾き。大人になる事への憧れと、後戻りの出来ない
大人になってしまう事への恐怖を同時に感じた当時を想起すると共に、
その時に感じた胸に迫ってくるような3拍子のピアノによってふるわされた
感情を思い出すと、ちょっと懐かしい気持ちになって、ウィスキーのボトルに
手がのびてしまいそうです。

・・・ゑ?(C ̄  ̄)
わざわざそんな理屈こねなくても、毎日飲んでるだろって?
ドンマイ、自分!Σ(ノ∀`)ペチッ

最後に、歌詞の日本語訳を載せておきます。
最近BEST版も出ているようなので、興味のある方は是非聴いてみてください。
因みに冒頭の画像は実家にあるピアノで、当時はよくこれで練習してましたっ♪

Pianoman

土曜日の夜9時
いつもの奴等がそろそろ集まってくる頃だ
一人の老人が僕の隣で
ジン・トニックのグラスをしきりに愛撫している
若いの、思い出というヤツを弾いておくれ
どんな曲だったか もう覚えちゃいないが
ちょっぴり甘くて ほろ苦い味のするヤツさ
これでも若くて洒落っ気のあった頃にゃ
空ですっかり覚えていたものだ”

ラ、ラ、ラ…

“歌っておくれよピアノ・マン
今宵歌っておくれ あの歌を
俺たち全員 歌い出したい気分なのさ
ああ 今宵はなんて素敵な夜だろう”

カウンターにいるのは僕の友達のジョン
いつも僕にただでお酒をおごってくれる
絶えず明るい冗談をとばしては
細かい所まで気を配る とびきりいいヤツさ
だけど彼の夢は広い世界を知ることなんだ
“ねえビル もうウンザリだよ”
真面目な顔つきで、彼は打ち明ける
“僕はいつか映画スターになるんだ 自信はあるさ
いつかきっと ここから抜け出してやるぜ”

ラ、ラ、ラ…

ポールはじつに立派な小説家だ
結婚する暇もないほど執筆に精を出している
彼の話相手は海軍に入っているデイヴィ
恐らく彼は一生を海軍に捧げるのだろう
政治学を勉強しているウェイトレスと
かなり酔いのまわったビジネスマン
片隅で”孤独”という名の酒を飲み交わす
それでも一人で飲むよりはずっとマシだよ

土曜日とはいえ 賑やかな店内を見渡して
マネージャーが僕に微笑みかける
彼は知っているのさ 客はみんな
明日のことを ほんの一瞬忘れるために
この僕に会いにきてるってことを...

ピアノはまるでカーニバルのような音を出し
ビールの匂いがマイクにまで浸み渡る
彼らはカウンターから僕にこう声をかける
“ところで きみ ここで一体何してるんだい?”

ラ、ラ、ラ…

 

 
 

 


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